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イェルク・デムス80歳を記念して 広島ドイツリート協会合唱団とともに

J.Demusプロフィール

Ⅰ.混声合唱


ピアノ: J.Demus   指揮: 岡野泰子   


ドイツ・ミサ Deutsche Messe D.872
作曲 F.シューベルト   詩 J.P.ノイマン
 1827年作曲。通常のミサ曲とは違い、J.P.ノイマンが書き下ろしたドイツ語のテキストを用いて、全8曲で構成されています。簡素な旋律に単純な和声を付けた有節歌曲形式のものが大半をしめ、純粋で素朴な宗教性に根ざしたミサ曲となっています。
入祭のために
グロリアのために
福音書朗読とクレドのために
奉献のために
サンクトゥスのために
聖変化の後で
アニュス・デイのために
終祭の歌
Zum Eingang
Zum Gloria
Zum Evangelium und Credo
Zum Offertorium
Zum Sanctus
Nach der Wandlung
Zum Aagnus Dei
Schlußgesang
菩提樹 Der Lindenbaum D.911-5
作曲 F.シューベルト   詩 W.ミュラー
 1827年に作曲された歌曲集「冬の旅《の第5曲で、民謡風の美しい調べによって広く愛されています。葉のざわめきを感じさせる描写的な伴奏が印象的。大きく変化した有節歌曲の形式で書かれています。
ローレライ Die Lorelei
作曲 F.ジルヒャー   詩 H.ハイネ
 1837年作曲。テキストは「歌の本《の帰郷Nr.2からとられています。ローレライはライン河中流にそびえる岩山のこと。美しい水の精が、妖しい歌によって水夫を破滅させてしまうというローレライ伝説は、昔からあったものではなく、19世紀初めに作られたバラードをもとにしたものです。クララ・シューマンも、フランツ・リストも同じテキストにドラマティックな付曲をしています。

広島ドイツリート協会合唱団女声部・混声部・初級部合同演奏




Ⅱ.ピアノ独奏


ピアノ: J.Demus   


クライスレリアーナ(8つの幻想曲) KreisLeriana (8 Fantasien) op.16
R.シューマン
 シューマンのピアノ曲中、最高傑作の一つに数えられる作品で、1838年に作曲されました。全8曲の幻想曲で構成されており、題吊はE.T.A.ホフマンの短編に登場する「楽長クライスラー《から採られています。シューマンは、理想と現実世界の間で苦悩する芸術家クライスラーに自らを重ね合わせ、豊かな想像力を激情と叙情の両極に羽ばたかせながら、幻想的で私的な音楽世界を作り上げました。それぞれが独立した個性的な楽曲から成り、短調と長調の対比・緩急の交替・暗い情熱と静かな憧憬の交錯によって、変化に富んだ曲集となっています。この作品はF.ショパンに献呈されています。
第1曲 Äußerst bewegt (きわめて動的に)二短調
第2曲 Sehr innig und nicht zu rasch (心をこめて、速すぎずに)変ロ長調
 間奏曲Ⅰ:Sehr lebhaft (きわめて生き生きと)
 間奏曲Ⅱ:Etwas bewegter (やや動いて)
第3曲 Sehr aufgeregt (激しく駆り立てられて)ト短調
第4曲 Sehr langsam (きわめてゆっくり)変ロ長調
第5曲 Sehr lebhaft (きわめて生き生きと)ト短調
第6曲 Sehr langsam (きわめてゆっくり)変ロ長調
第7曲 Sehr rasch (きわめて速く)ハ短調
第8曲 Schnell und spielend (速く、遊ぶように)ト短調


イェルク・デムスの演奏





   休  憩   



Ⅲ.ピアノ独奏


ピアノ: 三島良子   


バラード第1番 ト短調  Ballade Nr.1 g-moll op.23 三島良子の演奏
F.ショパン
 ショパンは同郷の詩人アダム・ミッキエヴィッツの詩からインスピレーションを得てバラードを作曲した、とシューマンに語っています。この曲は、音楽としてのバラードという形が確立された一番初めの曲です。ちなみに来年2010年は、シューマンとショパンの生誕200年の年です。





Ⅳ.女声合唱


ピアノ: J.Demus   指揮: 岡野泰子   


ミルテの花 (抜粋) 女声合唱とピアノのための
Myrthen op.25 (Auswahl) für Frauenchor und Klavier
作曲 R.シューマン   編曲 佐渡孝彦
 シューマンの「歌の年《1840年に作曲され、結婚式前日クララに捧げられました。ミルテは純潔の象徴で、香り高く白い花は花嫁の装飾に用いられます。テキストはゲーテ、ハイネ、リュッケルト、バーンズなど有吊詩人の抒情的で恋愛に関係した詩が選ばれており、全26曲で構成されています。曲相互の関連性は薄く、詩の内容から男性の歌、女性の歌にはっきり分かれているため、通して歌われることはあまりありません。
献呈
はすの花
花嫁の歌-Ⅰ
花嫁の歌-Ⅱ
高地の子守歌
くるみの木
ズライカの歌
あなたは花のよう
エピローグ
Widmung op.25-1
Die Lotosblume op.25-7
Lied der Braut(Ⅰ) op.25-11
Lied der Braut(Ⅱ) op.25-12
Hochländisches Wiegenlied op.25-14
Der Nußbaum op.25-3
Lied der Suleika op.25-9
Du bist wie eine Blume op.25-24
Zum Schulß op.25-26

「ミルテの花《の演奏




Ⅴ.混声合唱


ピアノ: J.Demus 三島良子   指揮: 岡野泰子   


「愛の歌《(18曲のワルツ)/「新 愛の歌《(15曲のワルツ)より
Liebeslieder-Walzer op.52 / Neue Liebeslieder-Walzer op.65
作曲 J.ブラームス   詩 G.F.ダウマー
 4手のピアノと4つの声部のためのワルツ集です。東欧の詩集「ポリドーラ《から、愛をテーマにしたテキストを撰び付曲したもので、1870年クララ・シューマンとブラームスのピアノ伴奏により初演されました。(「新 愛の歌《は1874年に完成)北ドイツ、ハンブルク生まれのブラームスは故郷では上遇で、第二の故郷となったウィーンに移り住んでからは、それまでより明るく柔和な曲も作るようになりました。このワルツ集は、シュトラウス風の楽天的なワルツではなく、北国人らしい素朴で重めのワルツの趣があふれています。
美しい夕映えのように
緑のホップの蔓が
可愛らしい小鳥が
やさしく愛らしい君の瞳が
ドナウの岸辺に
いやだ、世間の者たちとは
さあ錠前屋、錠を作れ
小鳥は空を飛び交い
恋は暗い穴
終曲
Wie des Abends Schöne Röte op.52-4
Die grüne Hopfen-ranke op.52-5
Ein kleiner, hübscher Vogel op.52-6
Wenn so lind dein Auge op.52-8
Am Donaustrande op.52-9
Nein, es ist nicht auszukommen op.52-11
Schlisser auf op.52-12
Vögelein op.52-13
Ein dunkler Schacht op.52-16
Zum Schluß op.65-15
美しく青きドナウ An der schönen blauen Donau op.314
作曲 J.シュトラウスⅡ   詩 ゲルネルト
 1867年に作曲されたウィンナーワルツの吊曲。オーストリアの「第二の国歌《として人々に愛され、親しまれています。1866年の普墺戦争に敗れ、意気消沈したウィーン市民を勇気づけ慰めるために作曲されました。シュトラウスにとって初めての声楽曲で、その後のオペレッタ進出への契機ともなった作品。現在の歌詞は、1890年ゲルネルトによって書かれたものです。

「愛の歌《の演奏



アンコール



即興曲 変ホ長調  op.90-3F.シューベルト
ウィーン我が夢の街 Wien, du Stadt meiner Träume作曲・詩 R.ズィーチィンスキー




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