第五回 演奏旅行を終えて

 6月2日ミュンヘン市ヘルクレスザール、同3日ヘルツ・イエズ教会で行われた二つの演奏会は成功裡に終了いたしました。またその後、団員とともにめぐったドイツ西部のボン・コブレンツ周辺への旅行は全行程天候にも恵まれ、ライン川そのものを満喫する旅となり、大きな感動を胸に、全員が無事に帰国いたしましたことをご報告いたします。

 今回の演奏会は、これまでの私たちの演奏を高く評価して下さった皆さまのご尽力により実現したものです。
 6月2日にヘルクレスザールで行われた「春のコンサート」は、ドイツA.W.O.(労働者福祉協議会)が労働者の福祉のために毎年開催している音楽会で、広島ドイツリート協会合唱団は2004年に続き2回目の出演となりました。
 6月3日のヘルツ・イエズ教会でのリサイタルは、地元音楽関係者の方のご推薦により同教会の音楽会プログラムに加えて頂き実現したもので、前日に行われた演奏会のお客様の中から、もう一度私たちの合唱を聴きたいと多くの方々がおいで下さり、この教会では異例の立ち見が出るほどの盛況でした。 
 いずれの会場でも観客の皆さまから熱烈な歓迎を受け、暖かな拍手とスタンディングオベイションで再びステージに迎えられたことなど、私たちにとって最高の音楽体験となりました。
 今回の演奏旅行に当たって、いろいろお世話になりました広島市、およびミュンヘン市の関係各位に厚く御礼申し上げます。

 最後にこの場を借りて、結成以来10年にわたってたゆまぬ努力を続けてきた女声部『ムーゼンクライス』、そして混声部『リンデンバウム』の団員の健闘をたたえさせて頂きたいと思います。特に混声部は結成からわずか1年足らずであったにもかかわらず、私の厳しい指導に目をシロクロさせながらも、音をあげずについてきてくれました。週二日の猛練習を乗り越えて来た男性陣の皆さんの努力には、心から敬意を表します。(でも私の本音から言えば、それが「アタリマエ!!」)
 これからもさらなる研鑽を積み、ともにより大きな音楽の歓びを分かち合いながら、歌い続けていきましょう。


                             2007年6月 岡野泰子





演奏会プログラムはこちらから



合唱団員による旅行記

「堪能する=geniessen」  混声部Stein氏による、渾身のレポート混声部にとって初めての演奏旅行までの苦難の道のり、そして勝ち得た栄光の日々・・・。
「あこがれ 平和」 女声部Fluss女史によるレポート。控えめな表現ながらも熱い想いが伝わってきます。音楽への情熱を再確認!
「リフレッシュ休暇で海外公演」 『第九ひろしま』担当者にして、混声部合唱団員Glocke氏の旅行記。今年の「第九」はひと味違う・・かも?
「ベートーヴェン・ハウス」 女声部のKreis女史が楽聖への想いを綴るレポート。帰国後の日常の日々の中、ふと甦る旅の思い出が、新たな歓びへの第一歩。
思い出のアルバム 撮影枚数なんと700枚以上!というGlueck氏を始め、団員達から寄せられた思い出の写真集。